2014年5月28日水曜日

京都まですっとんで行きました。「Esprit de Ridicul@京都ライブハウス夜想」

日曜日の朝の事。
東京都渋谷区のアジトで夜を明かし朝が来て、そろそろ寝ましょうかね~
と思っていた。東京は朝の七時♪(byピチカート)
以前の日記でも登場した私の大親友ロウズから電話。
あら、こんな時間に珍しい。どうしたのん?


「スカーレット・・・今夜のパーティーに出るはずだったドラァグクイーンが
急病で出れなくなってしまった・・こういう時ってどうしたらいいんだろう。。」


滅多なことじゃ動揺しない肝の据わったロウズが珍しく不安そうに電話。
関西の友人に電話しまくりましたが、なんていっても朝の七時。笑
ほかに出演者が捕まらなかったのでじゃあ私が行こうか~と京都までひとっ飛びしてきました。
午後三時前に会場について四時からリハで六時一部、7時二部。ハード。笑


いつもはロウズギグルズのショーにはエキストラ参加しかしたことがなく、
京都ライブハウス夜想で是非一度個人のショーをやってみたかったなぁと思っていたので、
少し忙しかったけれどとても嬉しかったです。
何より困っている人の助けになれるのは魔女冥利に尽きるという物。

アドリブで急遽グリンダになったロウズさんと。笑
散々やってきたこのショー、デュエットの所ではじめて拍手が起こった…お客さんのショーを見る姿勢も素晴らしいパーティでした。笑
関西にはこんなヤバい連中がいます!
上段左よりブライアン、元原さん、カノンさん(ウサギ)、ヒデカちゃん
中段左より駄目バレリーナ、ロウズ、Scarlett
下段左よりギルさん、スケキヨさん





こちらは京都でショーをやっていた頃、
まだ10代だった頃から私を見に来てくれていたいくちゃん。
彼女の他にも、いきなりの、新幹線の中から携帯メールでの告知だったにも関わらず
来てくれた人が何人かいてくれました。本当にありがたやありがたや。

またいつか、関西でショーやりたいな^^



2014年5月13日火曜日

舞妓はんスタンプ

京都時代の先輩ドラァグクイーンでもありイラストレーターでもある浦地思久理さんが
ラインのクリエイターズスタンプを出しました!




なんとなく画伯本人に似ているような…



舞妓はんスタンプはこちら!



ブログのネタに困ってるのでここで紹介。笑


舞妓はんの、相手を掌で転がす手練手管な言葉をスタンプにしているので
とっても使いやすい。こんなに便利なスタンプはなかなかないです。
嬉しくなって
某現役芸子さんとか某日本舞踊家さんとか某京友禅作家さんとか某耽美系歌手さんとか某町屋宿の若女将とか某大親友とか
使ってくれそうな御世話になっている友人達に片っ端からプレゼントしてしまいました。
皆さま使ってね^^
そして言葉巧みに相手を操りガンガン活躍しておくれやす。






いじわるされてもまるで処女に戻ったかのようなぶりっこができます(どんなや)
色恋にも使いやすいと思いますよ。フフフ


ただこのクリエイターズスタンプ、
どういう訳だかI-Phone等のアプリ内から購入が出来ず、
ネットから購入し、更にアプリからダウンロードしなければいけないという難点が・・。。








ちょっとややこしいクリエイターズスタンプの購入、ダウンロードの仕方を友人のいわしさんがこちらで説明してくれました!


皆使ってね^^






2014年5月10日土曜日

ビジュアル系の聖地、鹿鳴館にいってきましたよ

 こんなゴスゴスしたドラァグクイーンをやってると、必ず言われるのが




「マリスミゼルみたい!」




というお決まり文句。


MALICEMIZERはCDも持っていたしビデオも見たことあるし、
Manaさんは美しいと思いますが実は私はマリスミゼルはとおっていないのです。




何故ならば。
別にもっと好きなバンドがいたのDeath。




** **






今から約15年前。
華やかだった90年代後半、当時中学生だった私は、
年上の友達のお姉さんに連れて行かれて地元、
新潟県のライブハウスにライヴを見に行きました。
なんとなく付き合いで行ったライヴでしたが、若かった私は物凄い衝撃を受けた。。





アリエネマリアージュのライヴ映像。動画貼れなかったのでこちらからどうぞ













ぐおおおおおおおおおお
なんじゃこりゃああああ意味わかんないけどなんか凄い!
格好いい!!!!美しい!!!!
歌?!歌なのかこれは!!!
叫び声?!!!シャウトじゃないぞこれは!!
金切り声!!!!
いや鳴き声とも言うべきか!!


叫び上げる秀逸なそのヴォーカリストは
「女性を模したドレス姿」でも「男の姿」でもないその姿は
「何処までが人間??!!!」という秀逸な姿。
白塗りに長い赤い髪。


それが私の人生で一番最初に衝撃を受けた
Aliene mariage 」の狂華さんでした。





美しい怪鳥が高鳴くようなそのライヴは
黄泉の国へ迷い込んでしまったかのような幻想を抱きました。


あまりの衝撃に、一時的に10kgも体重が落ちてしまいました。
(そして今は元以上にリバウンド☆)




あーーーー超格好良い!今見てもちょーーーー最高!!!!
一体彼のルーツは何処から来ているんだろう。。
自分自身を掘り下げたくて、色んな音楽を研究しましたが、いまいちピンと来る物は無く・・・。


飽きるまで好きでいる筈だったそのバンドは、ある時いきなり事務所ごと消えてしまいました。
まるで夢を見ていたかのような、なんだったの?という高校生活でした。


暗中模索で「怪しい大人の世界」を探しているうちに
大学進学と共に京都でドラァグクイーンに転職(?)したという今の流れ。
そこでも色んな衝撃を受けてきましたが。。


*** ***


ここ最近になり、「そういえば何してるのかな~」とふと思い、
検索をかけてみたところ、まだバンドやっているようでツイッターをフォローし、
健気なファン心で彼の行動をチェックしていました!(ストーカーともいう)


そしたらなんと!
昔のバンドの曲を久々にやるというじゃないですか!
ぎゃああーーーーーーいくいくいくいく!絶対行きます!!!


と予定を無理矢理ずらして
(ご迷惑おかけした皆さんスイマセン)
行ってきました。






会場はヴィジュアル系の聖地ライヴハウス「鹿鳴館」。。。
久々のライヴハウスですもの!
「きちんとお客さんしていきましょう!」と正装で。



最近ダブルラインの目頭をくっつけるのにハマっている。


2ブロックの地毛もなんか中途半端だったので、
ライヴハウスに向かう途中、メイクしたその姿で美容院へ入り
「バリカンで剃ってください」とモヒカンに。


ただのお客さんだというのにバンドマンやらお客さんに
「オハヨウゴザイマス」とか「オツカレサマデス」
と声を欠けられる私・・・スイマセン。。
最近のライヴハウスは黒服じゃないのね~。普通の格好で来てるのね~。




いよいよ幕があく瞬間、ドキドキ・・・




ライヴの内容は書いても分からないので省略しますが、
後ろでしれ~~~っと観ているだけのつもりが、自分の立場を忘れて15年前に戻り大はしゃぎしてしまいました・・・汗



それにプラスして、後ろのほうで見ているお客さんを
「ホラッ!アンタ達もっと前いきなさいっ!」
とお節介オバサンまでしてしまいました。悲しいクラブイベントGogoGirlの性・・・。
・・・・訳分からん派手な女装オジサンに巻き添えくらったバンギャルの皆さんゴメンナサイ。笑






最後のセッションで遠くからバンドを見ていて、
お客さんを踏みつけたり髪の毛を引っ張ったりもう、めちゃくちゃ。笑
お客さんもまた、そういうのを求めて来ているような雰囲気があったり。
こういうもんなのかしら。
まぁ極端なヘテロの世界だからそんなもんよね。




そんな風景を一線引いて見守る狂華さんの目線は温かく、
他の人がファンの子に脚を乗せる中彼が脚を乗せるのはスピーカーで、
乱暴することも無く、かといって他のバンドマンを見守るように温かい目で見ていて、
Twitterやブログ見ていても思ったけど、
この人はどんなに怖いメイクをしていても本当に優しい、穏やかな人なんだな。


また他のバンドマン達もまた、セッションでアリエネマリアージュの曲をやるなど、
狂華さんをすごく慕っているのが伝わりました。


狂華さんがTwitterで「弟分」と言っている、
今あなたの周りにいるバンドをやっている人間だけじゃなく、

こうやって他のジャンルの世界にも、貴方の影響をすごく受けて生きている人はいるんですよ。。。


名前もバンド名も知らないバンドマンに
セットした髪を引っ張られ、いやすまん私貴方のファンじゃないのでそういうの困りま~す
とステージから少し離れた場所でそんな事を思っていると、










なんか手に腰を当てた狂華さまがこっち見てる気が。。。。思わず同じく手に腰を当てて投げKiss☆(悲しいドラァグクイーンの性)
きゃああああああ!!!狂華様がこっちみてニコッってした!!!!!
(あああ。こういうのって実際そうだったとしても言ってはいけない暗黙のルールがあるのにねえ)








・・・・と散々楽しんで、私の15年間もの間浮遊していたバンギャル魂は見事成仏したのでした。
仲間に入れてくださった現役バンギャルちゃん達!どうもありがとう( ´ ▽ ` )ノ
楽しかった🎵